って思いませんか?
子どもって
- ハイハイの時期ならティッシュを無限に引っ張って遊ぶのが好き
- あんよの時期はどこにでも登りたがる
など、ついつい「ダメ!」と言ってしまう場面っていっぱいありますよね。
ベビーパークに行くまでは私もこのように考えてました。
親子教室”ベビーパーク”では、
『子どもを叱らずしっかり躾けができるようになり、毎日が楽しい育児になります』
ベビーパーク公式HPより引用
ということを約束しています。
と思いませんか?
そこで今回は、実際に娘が10ヶ月の時からベビーパークに通い始めた私が「叱らない育児」が本当にできるようになったのか?について
- ベビーパークの考える叱らない育児って何?
- 叱らない育児を推奨する理由
- 叱らない育児は実際に何をする?
- ベビーパークに通えば叱らない育児は本当にできるようになる?
の内容で、体験談を披露したいと思います。
- むやみに子どもを叱りたくない方
- 効率的な躾をしたい方
- 楽しく育児をしたい方
はぜひ参考にしてみてください。
ベビーパークに通って叱らない育児の方法を学んだことで「ダメ」という言葉は全く使わなくなりました。
育児をしていると口癖のようにでてしまう「ダメ!」を言わなくなっただけで、本当に育児がラクで楽しく感じるようにになるからびっくり。
これを読めば叱らない育児って思ったより簡単にできるかも!と思ってもらえるはずですよ。
ベビーパークの考える叱らない育児って何?
ここでは”ベビーパークの考える叱らない育児って何?”について解説します。
ベビーパークでは、子どもの学びたい意欲を満足させながらも、叱ることなくしつける方法を教えてもらえます。
子供の学びたい意欲(探求反射)ってとにかく大人にとっては困ってしまうことが多いですよね・・・
- なんでも舐めしゃぶる
- 食事中に食器や食べ物を落とす
- 公園に行けば石や落ちている物、何でも触ろうとする
- 引き出しからとにかく出す
などあげ出したらキリがありません。
これらの大人にとっては困った行動も、子どもは悪気があってやってるわけではないですし、いたずらしているわけでもないんですよね。
ただただ、そこにあるものがなにか?どうなっているのか?を知りたいだけ。
「ダメ!」「やめて!」「危ない!」ばかり言って大人が止めてしまうと「知りたいのに興味を持っちゃいけないんだ」と思ってしまうそうです。
確かに!と思ったのが、
小さい時に「ダメ」と叱ることで行動を制御してきたのに、小中学生になったら「もっといろんなことに興味を持てばいいのに」と嘆くお母さんが多くいらっしいます。
でもそれは、お母さま自身がお子さんの小さい時に興味を奪って育ててしまったからなんですよね。
本当におっしゃる通りですよね・・・
と思ってしまいました。
私は、できることなら娘に「沢山のことに興味を持って自ら調べるような子になって欲しい」と思ってました。
そんな理不尽な子育てないですよね。本当に反省。
だからこそベビーパークに通うことで、叱らない育児の方法を教えてもらえてとても勉強になりました。
ベビーパークが叱らない育児を推奨する理由
ここでは”ベビーパークが叱らない育児を推奨する理由”について解説します。
ベビーパークはむやみやたらに叱らない育児を推奨しているわけではありません。
ベビーパークで叱らない育児を推奨する理由は大きく分けると3つです。
- 3歳までは叱っても意味がない
- 子どもの「学びたい」という欲求を満たす
- 育児を楽しむ
1つずつ解説していきますね。
3歳までは叱っても意味がない
まず1つ目は”3歳までは叱っても意味がない”です。
3歳まではいくら叱った所で叱られた理由を覚えていないそうです。
その理由は、人間が記憶をする時に働く機能「海馬」がまだ完成していないからです。
海馬が発達していないため、
「自分が何かをした」→「それにより困ったことが起きたり、誰かに迷惑をかけた」→「叱られた」
と言うエピソードの流れを記憶できません。
だからその時はわかっていたように見えても、次もまた繰り返えしてしまうんです。
叱られている理由を覚えていなくても、不安や恐怖によって活性化する扁桃体の回路は働いているそうです。
「何かをすると叱られるという恐怖心」はしっかりと子どもの脳に残ってしますんです。
【扁桃体とは】
- 脳の側頭葉の内側、海馬のやや内前方に左右対称に位置している
- アーモンド型をしている。アーモンドを「扁桃」と言うため扁桃体と名付けられた
- 不安や恐怖によって活性化する
ひだまりこころクリニックより参考
- 教室では「座る」
- 乗り物の中では大きな声を出してはいけない
などのマナーを正しく指導する時期は
IQ100(知能年齢=実年齢)の子なら4歳頃
IQ160の子で2歳半
ある程度お話ができるタイミングで指導していくといいそうです。
【結論】
- 3歳までの子どもは叱られているエピソードは理解していない
- 叱るを繰り返すと「恐怖心」だけを残してしまう
- 恐怖心から探究心を奪ってしまう
子どもの「学びたい」という欲求を満たす
2つ目は”子どもの「学びたい」という欲求を満たす”です。
ベビーパークでは
乳幼児は本来「学びたがっている存在」です。
この後の人生を「生き抜いていく為に必要な力」を得ようと、本能に従って学ぶ事を欲しています。
3歳までは
- 生きていたい
- 何でも知りたい(探求反射)
- 愛されたい・仲間になりたい
という3つの本能をしっかりと育てることが心を育てる。
どのような本能も
- 「抑止」されるのはとても「不快」
- 満たされるのが「快い」喜び
そしてその「快い情動」は「楽しい」「面白い」「嬉しい」というポジティブな感情として赤ちゃんに認識されます。
ベビーパーク公式HPより引用
と言っています。
ベビーパークが行う適期教育において最も重要と考えているのが「探求反射」です。
探求反射の例
- 【0歳児】何でも舐めしゃぶる
- 【1歳児】家中の引き出しを次々開ける、手当たり次第散らかす、物を投げたり落とす
- 【2歳児】走り回る、高い所によじ登る、「これは何?」としつこく尋ねる
乳幼児期にはこの本能エネルギーを上手に満たすような活動と環境を与えてあげる事によって、知的能力を飛躍的に伸ばす事が出来るそうです。
そうはいっても
- 家の中には赤ちゃんの口に入っては困る物はいっぱいある
- 食事の度に食器を割られたら堪ったもんじゃない
- どこでもよじ登られたら危ない
と子どもの好きなことばかりさせてあげられません。
例えば・・・
【食事中に椅子に立ったり、テーブルに乗り上げてくる】
結論:食事をやめる
- 食べないならテーブルのお皿を片付けて、登らせる
→お腹が空いているなら「立つ」より「食べる」を優先するはず
- 片付いている時は登れて、食器がある時は登った経験がなければ登らなくなる
- 身体能力が発達すればテーブルに登らなくなる
- 言語が発達すればテーブルは登るところではないと理解できる
乳幼児の子育ては「大人の都合で生活するのではなく、子どもに合わせる」ということが大切。
【どうしても探求反射をやめさせなければいけない時】
危険な場所に近づく
- 他人の物や公共物を壊す
- お店を走り回る
など
- 「ダメ」と言葉で制するのではなく、「それはできないよ。ごめんね」と言って抱きしめる
→愛情を示しつつ辞めさせる
これらは一例ですが、ベビーパークではマザーリングの際にとっても細かく
という疑問の答えを教えてもらえます。
育児を楽しむ
3つ目は”育児を楽しむ”です。
ここまでで
- 3歳までの子どもに叱っても意味がない
- 探究心を奪わず叱らない育児
について書きましたが、ベビーパークが最も大切にしているのは、「お母さんがイライラしないで育児をすること」なんです。
子どもについ叱ってしまう時って、
と感情的になってる時が多いですよね。
感情的にならないためにも
- なんでやって欲しくないことをするの? 探求反射は赤ちゃんの本能
- なんで叱っても何度も繰り返すの? 3歳未満は海馬が出来上がってないから
このように子どもが問題行動を起こす理由を知っておくことで、イライラすることなく余裕を持って育児が楽しめるようになると思います。
「どうすれば探求反射を抑制しないで叱らない育児ができるんだろう?」についてはレッスンで毎回行われるマザーリングの時間で解決することができます。
ベビーパークでは、月齢7ヶ月ごとにA~Eのクラスに別れます。
Aクラス | 0歳2ヶ月〜8ヶ月 |
---|---|
Bクラス | 0歳9ヶ月〜1歳3ヶ月 |
Cクラス | 1歳4ヶ月〜1歳10ヶ月 |
Dクラス | 1歳11ヶ月〜2歳5ヶ月 |
Eクラス | 2歳6ヶ月〜3歳0ヶ月 |
ベビーパーク公式HPより引用
マザーリングでは、
- その月齢にあった育児法をテーマにあげて解説してくれる
- 子育ての困りごとを相談
- 他のママさんと効果があった育児例の共有
などの時間があり、叱らない育児をするための小技をいっぱい教えてもらえます。
ベビーパークの「叱らない育児」は正しく言うと「叱らなくて済む育児」だと思っています。
「叱らなくて済む育児」ができるようになると、びっくりするくらいいつもニコニコできて子育てって本当に楽しいなと思えるようになるんですよね。
実践している「叱らない育児」
そう思う方もいらっしゃいますよね。
頭ではわかっていても、実際に行動に移すことはとっても難しいです。
そこで今回は、私がベビーパークで教えてもらった”実践している「叱らない育児」”について細かく説明しますね。
意識するだけで簡単にできるようになったので、本当にできる?と思っている方はぜひやってみて下さい。
叱らずに親の言うことを聞かせたい時は「子ども語訳」を活用
マザーリングで教えてもらってからすぐに実践したのは”叱らずに親の言うことを聞かせたい時は「子ども語訳」を活用”です。
子どもに何かを説明する時は、子どもに伝わる言葉だけで表現する
- 親の言うことを聞かせたい時
- 子どもからの質問に答える時
- 子どもが理解できる言葉を使う
- 知っている単語だけを駆使して伝える
- 子どもが頭の中で説明内容を映像化できる
- 繰り返し読む頻度が高い絵本を使うと、理解しやすい例え話のネタを増やすことができる
- どんなフレーズが好きかな?
- この表現だったらお子さんの頭の中にイメージ浮いてるかな?
など、どうゆう言葉がお子さんに響きやすいかを探ってみて下さいね!
子どもがわかる言葉、イメージをしやすい言葉を増やしていくには「お気に入りの本を作ってあげる」こともオススメです。
その言葉を聞いただけでいつも読んでもらっている絵の様子が浮かぶってものがあることが大切なので絵本を通してどんどんイメージできるフレーズを増やして言ってあげましょう。
娘は顔を触れられるのが大嫌いで、食事のあとに顔を拭くのにいつも一苦労。
「お出かけするから、お顔キレイキレイしよ?」と言っても全然効果なし。当たり前ですが、ご飯は1日3食あるし、その他おやつの時間もありますよね・・・
その度にどんなに優しく声かけしても、泣き叫ばれるので私もストレスMAX!
そんな時にベビーパークで「子ども語訳」のマザーリングがあったので早速実践してみたんです。
まずは絵本選び!
あかちゃんがぬいぐるみの動物たちと一緒にスープをのみはじめ、うさぎがこぼし、くまがこぼし・・・。
あかちゃんがこぼしたスープを、「ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげます。
そしてあかちゃんもママにお口を拭いてもらって「ごちそうさま」。
きゅっ きゅっ きゅっ [ 林明子 ]を選んで毎日1回以上、1週間読んだところからスタートしました。
読んであげる時は、絵本と同じタイミングで「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」と娘の手や足を触って娘の中でこの言葉の映像化をしやすいように意識。
私も絵本を見なくても覚えて読めるようになったくらいを目安に、絵本と同じように食後に「ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅっ」とタオルで顔を拭いたら全然嫌がらなくなったんです。
とかなりびっくりしました。
泣き叫ばれたり、手をふり払われたりするストレスがなくなっただけで、本当気持ちが楽。楽しい育児ができるようになりましたよ!
今回、子ども語訳が成功した要因は
- 娘にとってお気に入りの絵本だった
- 読んでる親が絵本を見なくても読めちゃうくらい読み込んだ
- きゅっきゅっきゅっとリズム良く覚えやすい内容だった
このようなポイントがあったからだと思います。
ベビーパークで子ども語訳を教えてもらってからは、何か子育ての悩みが出てくるたびにそれに関連した絵本を何冊か見つけて一番娘が気に入る絵本を読むようにしています。
叱らない育児をしてみたいと思っている方は、ぜひ子ども語訳を試してみてください。
環境を整える
次に私が実践しているベビーパークで教えてもらった叱らない育児は”環境を整える”です。
- はさみや危険なもの、汚いものは目の届かないところにしまっておく
- ティッシュを出したいなら口に入れないように見守って思う存分やらせる
- 子どもが開けられる高さの引き出しには、触っていいものしか入れない
- いっぱい走りたいなら、公園に連れて行って思う存分走らせてあげる
当たり前のと感じるようなことですが、案外できていないのが環境を整えるです。
普段娘と過ごすリビングと寝室は徹底的に娘にとって危険なものは排除しました。
だからといって、触って欲しくないからと部屋に何も置かない、全てのドアにドアロックなんて状態になったら探求反射を満たせないので・・・
キッチンも包丁が入っているなどの開けて欲しくない所はドアロック、それ以外は自由に探索できるようにしています。
そしてある程度の諦めの気持ちも持つようにしました。
ベビーパークに通う前は娘がティッシュを引っ張り出して遊んでいたりすると
と娘の手の届かない場所に移動させたりしていましたが・・・
ベビーパークで探求反射のことを教えてもらってからは
口に入れないように見守りつつ、一緒になって引っ張り出して遊んであげたりするようにしました。
これも探求反射なんだし、100均で知育おもちゃ買ってあげたと思えば安いよね!
出しちゃったティッシュで普段掃除が行き届いてない所を掃除しよ。
と諦めてポジティブに考えられるようになりました。
娘も自分のやりたいを満たせるし、ママも笑顔で遊んでくれるので満足したようでそれ以来ティッシュを引っ張り出す行動が激減しました。
「ダメ」と探求反射を抑制しちゃうよりも、環境を整えて思う存分やらせてあげる方が結果的に満足して困った行動の頻度が減るなと実感しました。
家の中はパパママの工夫で、環境を整えれば「ダメ」と言わなくて済みます。
不思議と「ダメ」という言葉を言わなくなると自分自身のストレスも減って育児がラクで楽しくなりました。
まとめ
今回は”叱らない育児は本当にできる?ベビーパークに0歳から通う我が家の体験談を公開”について
- ベビーパークの考える叱らない育児って何?
- ベビーパークが叱らない育児を推奨する理由
- 私が実践している叱らない育児
この内容で解説しました。
【ベビーパークの考える叱らない育児って何?】
子どもが大きくなった時に「もっといろんなことに興味を持って欲しい・・・」と嘆くママは赤ちゃんの時に「ダメ!やめて!」と子どもの興味を奪っていることが多い。
ベビーパークでは、子どもの学びたい意欲を満足させながらも、叱ることなくしつける方法を教えてもらえる。
【ベビーパークが叱らない育児を推奨する理由】
- 3歳までは叱っても意味がない
- 子どもの「学びたい」という探求反射を奪わない
- ママが育児を楽しむ
大人からしたら困った行動と思うようなことでも、子どもにとっては知りたいという本能からくる行動です。
だからこそ、子どもが問題行動を起こす理由や叱っても何度も繰り返す理由を知っておくことで、イライラすることなく余裕を持って育児が楽しめるようになります。
【私が実践している叱らない育児】
- 叱らずに親の言うことを聞かせたい時は「子ども語訳」を活用
- 環境を整える
どちらもベビーパークで教えてもらって実践した私の体験談です。
「ダメ」という言葉を口にしないだけでも育児が楽しく感じるようになるので、よかったらやってみてください。
まとめるとこのような内容でした。
と思っていた私も、ベビーパークに通って教えてもらったことを実践したら叱らない育児ができていると思えるようになりました。
特にダメという言葉は本当に言わなくなりますよ。
自分が言わなくなると、夫や他の人が「ダメ」って言っているのがすごく気になるようになるんですよね!
ベビーパークでは叱らない育児をするための方法を本当に細かく教えてもらえます。
叱らない育児法をもっと知りたいなという方は、ぜひ無料で体験レッスンを受けてみて下さい。
ベビーパークの体験は2本だてになっていて
- 育児勉強会
- 実際のレッスンに参加
と言った内容です。
2回目の実際のレッスンに参加するとマザーリングもしっかり行われるので、叱らない育児に関する最近の困りごとなどもがっつり質問することもできますよ。